今日僕の愛する藤沼明氏の告別式が行われた。
幼い頃から僕を可愛がってくれたじいちゃんとのお別れをしてきた。
じいちゃんは本当に凄いミラクルじいちゃんだった。
90年の人生を終え眠りについたじいちゃんだが、ほんの数年前まで車を乗り回し携帯電話を使いこなし、ミラクルな逸話をいくつも持つじいちゃんだった。
第二次大戦では乗っていた船に魚雷が命中し、日本軍の船に助けられるまで一昼夜以上海面の浮遊物につかまり続けた話や、帰国後もマラリアによる高熱をも跳ね返したミラクルな方だった。
じいちゃんとの思い出は本当に語り尽くせぬほどある。前日からじいちゃんの家に泊まり込み早朝二人で宇都宮の大通りを歩いて市内のオモチャ屋へドラゴンクエストを買いに行ったこともあった。毎年2月になると講師をしていた専門学校の生徒さん達にもらう数えきれないチョコを僕達にくれた。本当に多くの思い出が頭の中によみがえって、一度涙を流すと止まらないので気を引き締めていたが、棺に入れる手紙を書いた時、棺を閉める時、別れの言葉をかけた時、何度も涙が溢れた。
最高にファンキーで本当に多くの人達に愛されたじいちゃんは僕の自慢のじいちゃんです。
リハビリをしている僕の膝にはじいちゃんの魂が宿り、冬までに完全無敵のスノーボーダー藤沼到を作りあげる事になりました。
じいちゃん見ててね!!!
心からお悔やみ申し上げます。 いつかは明祖父の墓前にいい報告が出来るといいですねリハビリを続けて完全無敵の到くんの新たなスタートを楽しみに待ちつづけます。